庭球長編2

□赤きイナズマ
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赤<よりによって、あの2人かよ………>


赤也が、行こうとしている海にいたのは
赤也の唯一の家族である、青也と瑠美がだった。

そして、何かを話しているようだ……


それが、自分に関係していることだと
赤也は直ぐに分かった















瑠「あんた……
そういうとこが、昔から頑固なのよね!!」


青「うるせぇよ!!
オレは、誰がなんと言おうとあいつを許す気はねぇんだ!!」



赤「……………………」



それを聞いていた赤也は、黙り込んで足を抱えて座り込み、静かに目線を落とす。





瑠「青也……………
…あんたが赤也を恨んでいる理由って…あの子が、両親を殺した…
ってことだけじゃないわよね…??」


赤・青「「!!!!!!!!?????????」」



赤<………どういうことなんだ…!?>



青「……………………
何で瑠美姉は…そう思うんだよ…!?」


瑠「なんとなく……かなぁ…??
でも、青也……本当は…」











―ガサガサッ―










青・瑠「「!!!!!!??????」」


青「だっ…誰だ……!?」



赤「やべぇ……」
<やらかした…………>



赤也は、その場にいたくなくなり
立ち上がって、どこかへ行こうとしたみたいだが
バランスを崩してしまい、そこで物音を起ててしまったらしい………



青「誰だ!?
そこでコソコソしてんのは……!?」


そういうと青也は、赤也のいる木の方へ近付いて来た。


赤<さすがに本気でやばいかも……>


赤也はそう思い、その場で立ち上がる…




すると…







「悪りぃ悪りぃ…オレだ!!」



赤・青・瑠「「!!!!!!!??????」」


青「あんたは…確か……!?」
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