庭球長編2

□赤きイナズマ
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―浴室―






















赤也はブン太と別れ
今は1人で湯船に浸かっていた。


赤<あー……………
なんか、眠たくなっちまった…
そろそろあがるかな>


赤也はそう思い、風呂からあがると着替えを初めて
最後に、Tシャツに腕を通そうとした瞬間………













赤「なっ……………何だよ……………これ!?」










赤也はまたまた、片腕をシャツに通した状態で、背中を向けたまま見てしまい
見事に、刺青が赤也の目に止まった…


今までの記憶がない赤也にとっては、この刺青が一体なんなのか想像すらできない。





赤「……これは!?………………痛…ッッ!!頭が…」



刺青を見た瞬間に、突然頭に走った激痛。赤也は床に膝をついてひたすらその痛みに耐えた。





















―バンッッ―















すると、ずっと頭を抱え込んでいる赤也の耳に、ドアを思いきり開ける音が聞こえてきた
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