庭球長編2
□赤きイナズマ
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丸「なっ…何言ってんだよ!?冗談だろぃ……??」
ブン太と絢嘉は、この現実を受け入れることができない。
絢「赤也!?まさか、記憶がないの??」
赤「あかや………??
それが、オレの名前…なのか??」
どうやら、今の赤也には自分の記憶もなにも残ってはいないみたいだ。
丸「!!!!!!!!!!!!
やっぱり、こいつ…記憶が……
オレ…とりあえず、皆に連絡入れる…」
そう言ってブン太は、幸村の携帯に連絡を入れ始めた。
絢「嫌よッッ!!」
絢嘉が突然、怒鳴りだし
そして、赤也の胸倉を掴んだ…
赤「!!!!!!!!!!??????????」
絢「嫌よ………………
…ねぇ…赤也??嘘でしょ…??嘘って言ってよ!!お願い…だから……」
絢嘉の瞳からは今まで、堪えていた涙が一気に溢れだした。
赤「!!!!!!!!!!!!!!!!
あんた……誰…………??」
絢「!!!!!!!!!!!!!!!!
嫌だ!!絶対!!そんなの嫌だッッ!!なんで…??
やっと、私のこと思い出してくれたじゃない…
なのに……!!!!!もう……知らない!!」
―バンッッ―
そういって、絢嘉はその部屋から勢いよく走り去った。
赤「…………………」
丸<絢嘉ちゃん………>