庭球長編2
□赤きイナズマ
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―回想終了―
丸「ってな感じの出会いだったわけよ!!」
ブン太は、笑顔で青也と瑠美に言った。
瑠「…………ってな感じって……」
青「中途半端過ぎるだろ!!」
青也は、あまりにも中途半端に話を強引に区切らせたブン太に思わずツッコミをいれた。
丸「そうか…??
我ながら、調度いいとこで区切れた気がすんだけど…!?」
―コツ…
…………コツ…―
何やら突然、人の足音が聞こえてきた。
ブン太は、それに気付き音のする方へ目をやると
丸「!!!!!!!!!!!!!!」
「聞いたぜ…!!今の話し!!」
丸「…………………
…まじかよー………」
青「跡部………さん……??」
跡「青也に瑠美もいんじゃねぇか!!」
その話しを聞いていた人物とは、跡部だったのだ。
丸「面倒くせぇー奴に聞かれたぜぃ………」
跡「あーん?誰が面倒くさいんだよ!?
それより、今の話にはちゃんと続きがあるんだろ?」
丸「跡部………やっぱり、盗み聞きしてたんだな?」
跡「盗み聞きされるお前が悪い!!」
丸「絶対言わねぇ!!」
跡「じゃあ聞くが…
何でテメェーは、その話しを青也達の前でした…?」
跡部は、どんどん丸井との間を詰めていった。
丸「それは……………」