SDガンダム

□桜の花弁
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―天宮の何処かで―






「綺麗だ〜。」



片手に猪口を持ちそこに注がれているお酒の上に桜の花弁が落ちる


「桜を愛でながら飲むのもたまにはいいものだな。」

「そうだね。騎馬王丸」


カイトは桜から騎馬王丸に目を動かす
騎馬王丸はつまみを食べながら桜を見ていた

騎馬王丸はカイトに誘われて

2人きりで花見中


何故2人きりかと言うと…

酒…だ



「やっぱりお酒を飲むのは騎馬王丸とに限るね!」

「余り飲み過ぎるなよ…」

「大丈夫だって、
ここ最近は爆熱丸たちの目が厳しくてなかなか飲む機会がなくて…
だから今日はとことん飲むぞ!」


カイトはそう意気込んでお酒をぐいぐい飲む
騎馬王丸は やれやれ といった感じで自身もお酒を飲む






数十分後







スゥ〜 スゥ〜



小さく寝息が聞こえる



「やれやれ、言わんこちゃない…子供が3瓶も飲めば酔い潰れるのは当たり前だ」


騎馬王丸はそう言いながらカイトの方へ歩み寄り髪に乗っている桜の花弁を払いながら撫でる


愛しい感じを思わせる顔付きで優しく。




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