†REBORN!!花園†

□巡りゆく時の彼方に 2章
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「獄寺くんまで……」

「あのアホ牛のバズーカにあたって…」


(同じことしてるーーー!)


「にしてもこれ、何すかね?棺桶見たいっすけど・・」

「あ…みたい、じゃないんだ……」

「え……」


沈没。


「この時代のオレは何やってたんだ!十代目を死なせるなんて!」

「いや…それで、この時代の獄寺君が…」


ツナは写真のことを話した。


「じゃあ過去に戻ったら即消しに行きましょう!」

「いやダメだって!それに…あれ」


もう5分以上たってる気がする。


「そう言われれば……」


考えられるとしたら。


「バズーカの、故障…」

「えぇーーー!?それじゃあ俺たち、帰れないの――!?」


パ二くっていると、ぐぅうとお腹が鳴った。


「とりあえず、八つ橋食いましょうか」

「……うん」


たまたま持っていた八つ橋をありがたく頂きながら、2人はあたりを見回した。


「しかしどこだ?ここは…」

「日本なのかな……」

「外国かもしれないっすよね」

「とにかくどうにかして過去に……」

「やはりな」

「「!?」」

「初めまして」


木陰から突然現れた、謎の人間。


「―――さようなら」

「!?」

「敵!」


獄寺がダイナマイトを構えた瞬間、空間が一瞬、ぐにゃりと歪んで揺れた。


「「「!?」」」


その歪みから姿を現して、彼はツナを見た。






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