†REBORN!!花園†
□巡りゆく時の彼方に 1章
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「……無駄だ。その氷を溶かしたところで、リングはXANXUSを受け入れはしない」
マーモンの問いを綺麗さっぱり無視して、刻はもう一度言った。
「ま、氷は溶かしてやらないといけないけどね。闇夜」
「!」
「「「「「「「「「なっ!?」」」」」」」」」
闇が動いて、マーモンの手からリングを奪い取る。
そしてそれらは、刻の手の中にあった。
刻はXANXUSに近づくと、そっとリングをその氷に向けた。
ボッ
炎が灯り、見る見るうちに氷が溶けていく。
「……これは、貴方たちのものです。ボンゴレX世、沢田綱吉」
「えっ!?」
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
再び一同に衝撃が走る。
「ま、待ってよ!君たちは誰なの!?なんでオレのこと知ってるの!?」
「……オレ達も、守護者だ」
「「「「「「「「!!」」」」」」」」
「これが、その証です」
3人は、自分のリングを出した。
「そいつは!」
「リングだぜ!」
「オレ達のと同じだ!」
「……オメーらは」
リングを見て、リボーンがつぶやいた。
「あぁ、アルコバレーノなら知ってるかもね」
「えっ?リボーン、知ってるのか?」
「まぁな」
微笑する少年を見て、リボーンは言った。