†REBORN!!花園†

□巡りゆく時の彼方に 2章
1ページ/16ページ

「ッたた…まさかほんとに、十年後に来るなんて……」


リボーンが十年バズーカにあたって、自分も事故でここへ来た。


「真っ暗だ……」


十年後の自分は、どうやらここに横たわっていたらしい。


「よい、しょ・・・」


ギィイイ。


上へ手を伸ばすと、硬いものにぶつかったのでとりあえず上に押し上げた。


「ここは…並盛?っていうか、何だこれ!?」


ふたのようなものが開いて、ツナはあたりを見回す。

そして自分のいた場所に目を向けると、なぜか棺があった。


「どーゆーこと!?この時代のオレって死んでるの――!?」


1人でヒィイと頭を抱えていると、後ろから声がかかった。


「オイ!そこで何してる!」


(この声…まさか!)


「……貴方は……!」

「獄寺くん!?」

「十代目!!」


その場に現れたのは、十年後の獄寺で。


「ここって十年後だよね?俺、ランボの十年バズーカに当たっちゃって…」

「そうですね…5分しかない。いいですか、十代目」


過去に戻ったら、この写真の男を抹消してください。


「えぇーーー!?」

「あいつさえいなければ、白蘭もこれほどには…!」


(白蘭…?)


「それと…」

「あ、あのっ!どうして俺、この中に居るんですか?」

「……っそれは……」


ボフン!


「え!?」

「十代目ぇ…」

「えぇえーーーー!?」


獄寺くんまでこっちにきちゃったよ!

しかも聞きたいこと聞けなかったし!





.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ