Mardock Blue

□Mardock restart
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突然声を発した、ルフィの手の中のメス。
そして、それは今メスからネズミの姿へと変えた。
そして、そのネズミは人間のように話し始めた。

「すまない。
何故ここにいるか知りたくて、
それに最近はあまりこの姿を人に見せることがなかったから、
変身して身を隠して様子を窺うつもりだけだったんだ。」
「決して驚かすなど悪意はない」と、ルフィの掌で弁明を続けるネズミに誰もがポカンと口を開け見つめていた。

「驚かれているのは承知しているが…」
「こここここいつ、へへへへ変身しやがったぁぁぁ!!!」
「ぎゃあぁぁ!!化け物ぉぉぉ!!!」
「うひょぉぉおんもしれぇぇぇぇ!!!」

再び話し始めたそのネズミの声を遮るように、ドッと反応が返る。
ウソップ・チョッパーを始めに何人かが悲鳴に似た叫びをあげる。
ただ一人ルフィは目を輝かせているが。

「不思議ネズミだ!
お前、変身できるんだな!?」

ルフィはネズミににっこり笑い、爆弾発言をした。

「おれ、モンキー・D・ルフィ!海賊だ!
お前気に入ったから、おれの仲間になれ!」

誰もが水を打ったように静まり返った。
正しく言えば、呆気にとられた。
ぽかんと開いた口を誰もが閉じられなかった。



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