短距離走
□ありがとう 笑顔の君へ
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僕は恋をした。
相手は、いつも笑顔で明るい子。
クラスでも人気者で・・・・・俺にはほど遠い。
誰にでも優しくて、クラスを楽しくしてくれる##NAME1##は俺のヒカリだった。
ダメダメな俺にも声をかけてくれて、すごく嬉しかった。
そして、いつの日か俺は##NAME1##を好きになっていた。
だけど弱気な俺は、話かけることなんてできなくて。
いつも待ってるだけだった。
それでも、話せなくても、見ているだけでよかったんだ。
でも、後で後悔した。
##NAME1##と同じクラスになって、1年が経った日。
##NAME1##は転校した。
バイバイッ、って手を振る##NAME1##を見て、胸が苦しくなった。
どうして告白しなかったんだろうって。
すごくイライラした。
自分の弱さが憎らしくなった。
獄寺くんも、山本も##NAME1##が好きで、俺には勝ち目なんて無いって思ってたから・・・・本当に後悔した。
どうしてあの時!!・・・・・・って。
今さら遅いけど。