「はじめまして!手持ちのカイリュー怪しいって噂ですね!」
「初っぱなでそれはないんじゃないか。」
「は、うっかり。これで良心が痛んで、ワタルさんがカイリュー出すの止めたらどうしよう!」
「そういう作戦だったのか。」
「チートリオ(カイリュー×3)出すの止めたらどうしよう。」
「チートじゃない。何なんだ君は。挑戦者なんだろう?それともしっぽまいて逃げるのかい?」
「逃げたい。」
「…正直者だね。」
「それだけが取り柄です。」
「……知ってるかい、長所と短所は大概同じものなんだよ。」
「(がさごそ)」
「…?何してるんだ?バトルは…」
「あ、ちょっとまってください、今レベル上げるんで。」
「は、」
「ほらシャワーズ、ふしぎなあめだよ。」
「(ボォリボォリ)」
「ちょ、ちょっと待った待った待ってくれ。」
「何ですか。」
「何をしてるんだ!」
「これまでの冒険で取って置いたふしぎなあめを食べさせてます。」
「(グァリグァリボォリ)」
「何故!」
「イツキさんは割といけたんですけど、カリンさんはキツかったんですよね。四天王は格差ありますねえ。で、きっとワタルさんもレベル高そうだから…」
「(ボリンボリン)」
「…シャワーズ心なしか涙目じゃないか?顔パンパンになっているんだが。」
「ルール違反ではないですもんね。」
「ルールの前に礼儀を学ぼうか。あとポケモンの心もね。」
「シャワーズほら早く早く。飲んじゃえ飲んじゃえ。」
「(ガリガリゴクうえガッガッうええ)」
「止めてあげて!」
「ほらシャワーズー。今度は技マシンだよー。れいとうビームー。」
「ちょっと待った待った。」
「何ですか。」
「や、何ですかじゃなくてね、ここで覚えさせるのかい?」
「そりゃあ対チートリオ作戦ですからね。」
「チートじゃない。」
「さあはじめましょうか!!これいけそうな気がする!!行くよ!シャワーズ!…あれ?シャワーズ、なんかいつもより青く…」
「ちょ、これ喉詰まってないか!!?水水!」
「水ですか!わかりました!シャワーズ、なみのり!!」
無理だ!鬼!
100727
公開するか迷った。
あまりにもやまもオチも意味もない。