06/13の日記

18:53
今月のGファンタジー(4月号)
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はい、かなり今さらな感じですがGファンタジー4月号の感想です!(現在6月号が最新です;)

※ネタばれしかありません!今回はどうやってもぼかしきれない!
のでコミックス派でネタばれ嫌ー!な方は回れ右でお願いします!

エリーショックが強すぎて… 本当号泣しながら読みました。

PandoraHearts
Retrace:L\
Couldn't put Humpty together again
―エリオット=ナイトレイ―


ついにこの副題が来てしまった!と、見た瞬間に思いました。Humpty Dumptyの一節が出てきた時からいつか来るとは思っていたのですが…

=「エリオット=ナイトレイ」でくると思わなかった(泣)

表紙は学制服姿オズ、エリー、リーオ。この表紙も意味深でオズは光の差す中、エリーは光と闇の中間、リーオが闇の中。

今後の展開を示唆しているようで怖いです。あ、でもカラー自体は美しくて和やかムードです!

今回、聖騎士物語をまともに読めないー> <と思いました。


4月号を読んで思ったのは、

エリオットの強さをこんなにも哀しいと思ったことがない。

彼がもう少し、ほんの少しでも弱かったなら違う未来があったのかな。

それを是としないのがエリオットなんですよね。

全てを知ったエリオットに語りかける声。

「全てが…遅すぎたんだ―」と自棄になりかけたエリオットの頭の中で響いたのは、かつて彼がオズに言った言葉。

もう、この辺からやばいです。

エリオットから見たオズの姿が描かれてるのもすごくよかった。こんなふうにオズは映っていたんだなぁ。


かつての言葉に正気を取り戻し、目を背けることを拒んで己の手のひらに剣を突き刺すエリオット。

この強靭な精神力が悲しい。眩しい。


ヴンセントによればチェインにとって「契約者に存在を否定されることは死に等しい」

また、チェインの受けた攻撃が契約者にも影響している場合、その繋がりは強く、契約者がチェインを否定した場合、契約者の〈死〉を意味する。


ヴンセントはエリオットに

「僕とオズ君 どちらに殺されたい…?」

と問う。


エリオットの生と死もすべて彼だけのもの。己で背負い、誰にも背負わさない。

背負わせてやらない。
他者に、大切な者たちに。

奇しくも自己犠牲を嫌うエリオットが聖騎士物語のエドガーと同じ道を選択せざるを得ない状況に。

でもエドガーと違うのは、大切な者たちに自分を背負わさない為に出した答え、だということ。

だって何も知らないオズがハンプティを否定(こわ)し続けたら…きっとすごく後悔すると思う。ギル以外の初めての友達だもの。


だから――

ハンプティダンプティ
オレはお前の全てを否定する



んだよね。
もしかしたら背負わさないというのは後付けで、エリオット=ナイトレイであるという全てを自身で背負うことが彼の矜持だったのかもしれないけど。

結果としては同じ。
すごく彼が好きでした。
すごく彼が好きです。

オズとエリーが築く新しいベザリウスとナイトレイの未来が見たかった。




<その他ポイント>

1、オズの既視感
本来のオズの記憶が戻りつつある前兆なのかな?前にもバスカヴィルと戦ったことがあるようです。

あと、本来(過去?)のオズにとってアリスはどんな存在だったんだろう…

2、ブレイクの忠告
ギルになにか言ったなーとずっと気になっていたんですが… ヴィンスのことですか。でもこの状況でギルに忠告したのは信頼を得たからだと思う!やったねギル!

3、バルマ公爵の真意
知識欲って言ってたけど…うーん。
鍵を握っていそうな、そうでないような(どっち!



ハンプティを契約させた張本人なのに今回見事に茅の外だったリーオの今後も気になります。あと、エリーの選択を見届けたヴィンスは何を思ったのか、など。

エリオット=ナイトレイとしての誇りを貫いたエリオットだけど、<スターチス>=゙永遠に変わらぬもの゙が今後の展開にどう繋がるのか気になるところ。

今回過去最高の長さな気がします。すみません。自重できなかった!
だってエリーが好きだー!

あと情報量が多かった。チェインを殺す以外に解約方法があるなんて知らなかったよ!

まぁ今まで望んで契約者になった人たちばかりだったからこんな解約方法が出てくるはずないけど…


書きたいことが多すぎるのでこの辺で止めときます。お付き合いくださった方ありがとうございましたー!

おわる!




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