06/01の日記

16:12
「3月のライオン」A巻 感想
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※ネタバレをおおいに含むので注意です!!

将棋をさす意味を見いだせなくて、戦う理由がわからないのにどうしようもなく将棋を欲する。

それだけて理由は充分なのに、と思ってしまう。

「3月のライオン」A巻感想です♪

11〜13話「神さまの子供」

自分の力だけで生活出来ればそれは「自分の居場所」になるんじゃないか。

そう思ってプロを目指したわけで、それをなし得てしまった主人公は目標を見いだせない。

そこをゴールにするとキツいよね。その後は際限なく続くから余計にキツいけど。

桐山君の担任が好きです。ナイスです!

というかズバズバ言ってくれる相手のほうが主人公の本音出るよね(笑)

とりあえず、

ひなちゃん可愛い!!
と叫びたい。

なんだこれ可愛い〜

ひなちゃんの思い人高橋君登場。この子いい子。将来が楽しみです。

高橋の真剣な質問に真剣に考えて答えた桐山がよかった。

その答えが相手に通じることの奇跡。ちょっとしたことだけどすごいんだ。

14話「大切なもの。大切なこと。」

またまた高橋君登場。しかも晩ご飯をご一緒に!
ひなちゃん頑張れ!

あれだな、幼なじみが猛烈に格好良く育ったらそんなに緊張するもんなのか?

私わかんない。

一番の見所はやっぱ二階堂のNHK杯での解説でしょう!

親友(一方的)の対局の解説をあんなにも主観的にしたヤツはいないだろう(笑)

「潔い」のと「投げやり」なのは似ているけど違うんだ!!

もぅっホント格好良すぎるよ!大好き!!

これを全国放送か……

本当素敵すぎて笑いが止まらな(え、)

大好きです。

15話「将棋おしえて」

二階堂今度は生で登場!!
マジであの将棋の本出版したら売れると思うんだ!

わかりやすい。可愛い。
二階堂は指導者に向いてそうだなぁ。暑苦しいけど。

ていうか桐山君ちに泊まる気満々で笑いました。

16話「面影」

二階堂から羽毛布団のプレゼント☆いいなー

桐山が悶々としながら連敗している間にも二階堂はこつこつと登っているわけで、

(桐山と二階堂は段が違うため対局出来ない)

這い上がれ、主人公!!

そして香子さん襲来――

17〜19話「遠雷」

義姉香子さん登場。
私結構好きです。感情が獣っぽくて。

桐山をいちいち抉りにくるお義姉さん。過去に色々あるようです、現在進行形で。

愛し方が獣のようで、でもどこまでも人間なのが相反してていいです。

たぶんもどかしさを本人も感じている。

松永七段との対局は面白かったです。対局の前から戦いは始まっていました(笑)

私は将棋は全くわからないので感覚でとらえてます(ヒカ碁もそうだった…)

松永七段の対局後の独白(単に酒の絡みともいう)がぐっときた。

無様でも格好いいよ!!
引退しない理由がアレだとしても(笑)

素敵です。
素敵な生き様ですよ!

20〜21話「贈られたもの」
季節はクリスマスです。

将棋一家で将棋の駒をプレゼントされるのはどんなに光栄プレッシャーのかかることなのか。

しかも他の義姉弟をさしおいて。

お義父さん!もうちょっと気を回して!!

と思いつつ、義父はただ純粋に喜ぶと思ったんだろうけど。余計たち悪い。

愛されたいのはみんな一緒なのに。

とりあえず安井六段は最低です。

桐山君含むプロ棋士は将棋に全てを賭けていて、でも段々とやる気だったり熱意が消えていく人もいて。

たぶん限界とかの問題で。

複雑。でも逃げるか挑むかは自分で選べるんだ。

それさえもしない人が一番最低なのだと学んだり。反面教師にしたいです。

はいっ「3月のライオン」2巻感想終了です!

余りに1巻感想がグダグダだったのである程度区切ってみたんだけど…

長くなるのは変わらなかった!

すみません!
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14:09
「3月のライオン」@巻 感想
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「3月のライオン」1巻感想です♪

ものすごく今さらな気がしたけど、やっと4巻を兄から借りれたので(あれ?買ってきたのは私のはず…)。

内容をすっかり忘れていたので風邪を引いたのをいいことに読み返しています☆

※ネタバレをおおいに含むので注意です!


「家も無い」
「家族も無い」
「学校にも行って無い」
「友達も居無い」

―ほら アナタの居場所なんてこの世の何処にも無いんじゃない?


初っ端からドシリアスです。

主人公は中学生でプロ入りを果たした将棋棋士の少年、桐山零(現在は高校生)。

ご近所のあかりお姉さんやその家族との触れ合い、プロ棋士としての日々が悶々(間違ってないはず!)と描かれてます。

本当読んでると色んな所が抉られます。痛い。でも読む。

主人公が特殊な職業でしかも色々複雑なので共感はし難いんだけど、つい感情移入しちゃう。

あかりさんたちがいなかったら相当辛いので、あかりさん家族が出るとホッとします。

あんなん一人暮らしさせといたら餓死か病気になりそう…

ほっとけないのもわかります。

物語は師であり義父との対戦から始まります。

義父と主人公は将棋の師弟関係なので主人公は甘えづらいらしく。

とりあえずこの親子言葉が少ないんだよ!話せ!将棋以外のことも語れ!

と思わずにいられない(笑)

桐山君が思っている以上に愛情を注がれてるのに、それ故にいたたまれない。

義父の家族をバラバラにしたという罪悪感があるんだろうけど…

うーん。。

現状はものすごくシビアできつくて辛くて、その反面周りの人間が優しくて。

そのギャップにやられます。

あかりさんちの人々や高校の担任だったり、棋士仲間だったり。

読んでて正直きついので余計に沁みます。

オススメは二階堂です!

どーん!

もう大好きー
むっちりしててやたら熱くてうざくて大好きです!!(え、)

読む前から兄に「二階堂君がいいから」って言われていたのですが。

好みが似すぎです(なんか嫌*笑)

二階堂君は2巻以降も出張るのですよーだってライバルだもん♪

桐山が表面的にはクール(無関心)なのでライバルは二階堂でばっちりだと思います!

え、いや桐山君が嫌いな訳じゃないんです。一番抉られるのは桐山君です。

あかりお姉さんととても気が合いそうな私。

羽海野さんの作品はそれぞれのキャラクターに面白みがあるので好きです。

それぞれの人物に背景がある感じ。

それでも物語や主人公を霞ませないのがすごいと思う。

印象的だったのはお盆の回かな?今時あそこまでちゃんとやるのは珍しい気がする。

私が都会育ちだからか?

いつもと違ったあかりさんたちの感傷的な雰囲気やひなちゃんの涙。

なんともいえない。

将棋の道を選んだのは生きるための選択以外のなにものでもなかったけど(むしろ選択肢がなかった)。

無力な子供から大人に近づいていくにあたって、自分なりの意味や選択をしていってほしいな。

たくさんの選択肢のなかからそれでも将棋がいい、と思ってくれたらいいな。

なんかめちゃくちゃ長くなった!でもまだいっぱいある!

ので、とりあえず読んでもらえればわかります!

結局丸投げ(笑)

オススメです。
これを最後まで読んでくれた方、ありがとうございます(^^;)
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