03/30の日記
20:53
今月のGファンタジー(3月号)
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今月のGファンタジー改め、先月のGファンタジー
もう今月(4月号)が発売して久しいのに…
しかし、先月を書かないことには進めない!←自分が!
『PandoraHearts』
Retrace:L[ Puddle of blood
―沈みゆく名前―
はいっ怒涛ですよー
エリオット…エリオットΣ(ノд<)・。゚
3月号ではリーオの「名前を呼んで」の謎が判明しました〜
たぶん今回これが一番大きい。その他はある程度予想どうりでしたー
あーとしか言えない。。
*目を背けるな
エリーが繰り返す言葉。
ギルやヴィンスに聞かせてやりたい…ちったぁ見習え
エリーが自身の改竄された記憶の中で真実を知るために苦悩し、もがきながら繰り返す誓いが「目を背けるな」なわけで。
エリオット大好きだ!
と再確認した。私が←
いや、パンドラの登場人物の中では貴重(というかもはや絶滅危惧種)。
それは置いといて、
目を背けないで立ち向かう現実は悲惨で、知らないほうがどう考えても楽なんですが、それを是としないのがエリーだよね。
*無意識の契約
エリーがチェインと契約したのはやはりサブリエで子どもを探しに行ったとき。
「パンドラの奴等を待っていられるか!」と突っ走るエリーは正義感が強いと言えば聞こえはいいけど、短慮で浅はか過ぎる。そしてそれが彼の運命を決定付ける。お願いだから思いとどまって!
子どもたちは無事でエリオットは気を失っていたというのは改竄された記憶で、子どもたちはハンプティに殺されていた。
この時のハンプティの契約者は誰なんだろう?もしくはいないのかな?
リーオを助けようと剣を抜いて駆けよったのを、ハンプティはエリオットがリーオを殺そうとしているのだと誤認。
先代の《グレン》の身体を元に創られたハンプティダンプティは《グレン》を守る習性があるので、
結果エリオットはハンプティに貫かれ致命傷を負う。
そこはハンプティ視点で描かれているので、確かにーと思ってしまう。だってそう見えるもの。
*リーオが拒絶していたもの
リーオが目を背けたかったのは自分の中にある《グレン》の存在。未だにバスカヴィルとの繋がりには気づいてなさそうですが…
先代《グレン》達の声を拒絶するために視界を塞ぎ世界を否定した。でもエリオットの窮地に無意識に助けを求め、打開策を得る(しかし根本的解決に至らず応急処置的な策でしかない)。=傷を塞ぐことは出来ても治すことは出来ない。
現時点でも、まさか自分がバスカヴィルの当主の転生だなんて思ってもないだろうなぁ。…嫌な予感しかしないなぁ
*リーオの業
『これが お前の業であるということを 忘れるな…!』
グレンさん一喝!
そんなわけで先代《グレン》大集合。グレンさんがあんな風に感情を露にするのって珍しい。
というか私情を挟んでいるような気もする。どうなのグレンさん…?
・ハンプティダンプティはリーオに引き付けられてここにいるという事実。
・エリオットはリーオを護ろうとして理不尽に死にかけているという事実。
・しかし、ハンプティもリーオ《グレン》を護るという本能に従ったという事実。
=全ての元凶はリーオだということ
そして、
リーオはエリオットを生かしただけであり、決して助けた訳ではない。
エリオットを助けたいというエゴで本来死すべきエリオットを生かす。
その全てがリーオの業。
まぁ死なせない方法をちらつかせといて、業って言われても…って感じですが。
業には違いない。
オズは罪、それに対しリーオは業かぁ。
*名前を呼んで…
ハンプティダンプティと…
と続くわけですね。
無意識のうちに違法契約とか…報われない。
というかリーオも違法契約だってわかってなかったんじゃ…?
*気づけなかったこと
エリーは向き合うことで己の真実を知るわけですが…
・ギル毒殺未遂の犯人
これは予想通りでした。だって他の人は首落とされてるのに、ギルだけ毒殺て(笑)人為的すぎるもの。不自然すぎるもの。
人には色んな顔があるものです〜
エリーにとってよき兄であるのも真実で、害なすものに対して非業っていうのも真実。
もともとナイトレイ家は裏社会の仕事が主らしいので、人を殺すことに対する躊躇いは薄そう。
こんな家庭でエリーだけ真っ直ぐに育った理由のほうが謎。まだ幼いから(でもギルは…)?正統後継者だから?
お兄様の歪んだ悪い表情がたまらんかった(笑)いっそ潔いよ!
話が反れました!
兄達がギルやヴィンスを首狩りを模して暗殺しようとしているのをエリーが聞いて激怒。そこまではよかった…
んだけどこの際リーオも殺そうとか言い出すから、ハンプティ発動。あー
ヴァネッサもほぼ同じ感じかな。彼女の場合混乱して殺してやる!って言ってリーオを突き飛ばしたわけで…
でも彼女は明らかにリーオに対して後悔があったし後で謝罪したんじゃないかなぁ。生きていて欲しかった。
だって好みだったんだ!
短髪ツンツン美少女!
気の強いお姉さんは好きですか?
(・∀・)ノはいっ!!
*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*
どうして気づかなかったんだ、自分のことなのに
とエリーは悔恨してますが、気づけないよ…
なんだかやりきれないよ。全部が自分の知らないところで始まってる。
ロッティ曰く、バスカヴィルはアヴィスとの繋がりが強く、しかしそれは周りの人の“何か”を歪めてしまう。リーオを見てるとそれがよくわかる。
ヴァネッサが言った「全部あなたが狂わせたのよ」もあながち間違いじゃない。
リーオがいなければ
・エリーがハンプティダンプティと契約することはなかった
・ナイトレイ家の次男三男が首狩りに殺されることはなかった
・母親が精神を病むことはなかった
・ヴァネッサが死ぬことはなかった
・その他諸々(フィアナの家とか)
これだけナイトレイ家を狂わせている。
でも、
リーオを友として従者として欲したのはエリオット自身。エリオットが災いを招き入れたともいえる。
でもふたりの出逢いが災いだとは思いたくないなぁ。
物凄い鬱展開だけどすごく『PandoraHearts』らしいよね。誰かを救おうとして、その結果自身や誰かの運命を歪ませる。
それが『PandoraHearts』の根源だと思っているので。
知らないところで始まり終わってゆくのなら、せめてその終幕ぐらいは自分の意志で……
長くなりましてスミマセン!
*
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