Sweet*

□ウラオモテ
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4月1日
ロイ・マスタングはいつものように副官のリザに銃で脅されつつ、仕事をしていた。


「大佐、お次はこれです」
「む…まだあるのか?」
「さっきのは昨日のノルマでしたから、これから今日の分をやっていただきます。いいですね?」

良いも悪いもこめかみに銃を突き付けられたらいいと言うしかないだろう。

「…はい」
「あと、今日は私は用事がありますので残業は大佐お一人でどうぞ」
「えぇ−!!この量を1人で!?用事って?」
「大変なようでしたら、ハボック少尉かブレダ少尉に頼んでおきますから。」
「なんで残業まで男共としないといけないんだ!!」
「だったら早く終わらせて下さい。ちなみにあと2時間です。では、私は他の仕事がありますので。また来ます。」

リザがいなくなった後、居眠りしてしまったロイは残業決定だった。

「それじゃ、悪いんだけど、ハボック少尉。大佐のことよろしくね」
「はい。お疲れ様っす中尉。」
「一応、大佐に挨拶してから帰るから、私が帰ったことを報告しなくて大丈夫よ。」
「了解っす」
「じゃあ、みんな。お先に失礼するわね。」
「「「お疲れ様です」」」
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