小説その2〜鼻毛〜
□甘えん坊
2ページ/6ページ
…話をさかのぼること20分前
ボーボボ達は
夕食をとっていた。
一行にとって、
食卓は戦場である。
弱肉強食
早い者勝ち
まさに
そんな言葉がピッタリなこの場は今日も騒がしかった。
「あっ!てめっ、それは俺が食おうとしたモンだぞ!!」
「知るか!とっとと食わねえのが悪いんだろが!!」
「おのれぇー!!食いもんの怨み、爆弾投下!!」
ドカァァァン
「ぎゃあああ!!!」
…そう、こんな感じ
「はあ…」
そんな状況に呆れるビュティ。
さすがに彼女でも、毎回毎回ツッコんではいられない。
そして
彼女は近くにあったコップを飲んだ
コクコクコクッ
ぷはぁ
その瞬間、
騒ぎは更に大きくなるのだった