小説その2〜鼻毛〜
□約束
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ソフトンさんはかなりのシスコn…妹思いの人だ
説得するのは至難の技だろう。
だけど、ビュティを想う気持ちなら俺だって負けてない。
断られると分かっていても、何度でも頼んでみよう。
「ダメだ」
一言で即答。
やはりそうきたか、
でも俺はあきらめませんよ。
「お願いします!ビュティは、俺が命に代えても守り抜きますから!!」
「毛狩り隊の残党はまだまだ残っている…
マルハーゲ三大王級の力を持った奴もだ。
そんな奴らから、お前一人でビュティを守れるものか。」
「俺、強くなりますから!」
「ダメと言ったらダメだ」
…結局その日は無理だった。
それから何日も俺は二人旅の許可をお願いし続けた。
だけど、ソフトンさんも折れる気はなかった。