小説その2〜鼻毛〜
□お花見
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「うおおー!!
唐揚げはもらったー!!!」
「させるかぁぁぁ!!
火炎放射!!!」
「ギャアアア!!
アフロが焦げる!
チリチリになる〜!」
「唐揚げなんかに負けてたまるか!!俺がメインディッシュじゃあああ!!」
「田楽食わせるオラァ!!」
「ぐふっ!!」
「おやびーん!!」
「「………。」」
桜の木の下は、
ドンチャン騒ぎでは済まないほどの状況だった。
「へっくん、お花見だよね?コレ…」
「うん、一応…」
もはや、
ツッコミ属性の二人ですらどうにも出来なかった。
「アハ♪皆楽しそう〜じゃあお兄ちゃん、ポコミも混ざってくるね☆」
「えっ?あっちょっと、ポコミ!?」
「ポッポコハンマー!!!」
『ギャアアア!!!!』
ポコミの加入により、
騒ぎは更に大きくなった。