小説その2〜鼻毛〜
□願い事
2ページ/5ページ
しばらく星空を眺めていると、ビュティが口を開いた。
「そういえばへっくんはこんな時間まで何してたの?」
「俺?俺はちょっと修行してたんだ。」
「そうだったんだ…へっくんは努力家だね!」
「えっ//いやっ、そんなことないよ//」
「努力家だよ。毎日やってるんでしょ?私知ってるんだから!」
そう言うとビュティは満面の笑みを浮かべた。
その仕草にドキッとしながらも、彼は話を続けた。
「俺さ、もっともっと強くなりたいんだ。まだまだ俺は弱いからね。」
「そんなことないよ。へっくん、強くなってる。修行の成果だね!」
「ハハ、そうなのかな?」
そう言ってヘッポコ丸は岩の上に寝転がる。ビュティも彼に続いて寝転がった。
そしてしばらくすると…
キラッ
「「あっ!」」