小説その2〜鼻毛〜

□願い事
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しばらく星空を眺めていると、ビュティが口を開いた。


「そういえばへっくんはこんな時間まで何してたの?」


「俺?俺はちょっと修行してたんだ。」


「そうだったんだ…へっくんは努力家だね!」


「えっ//いやっ、そんなことないよ//」


「努力家だよ。毎日やってるんでしょ?私知ってるんだから!」


そう言うとビュティは満面の笑みを浮かべた。
その仕草にドキッとしながらも、彼は話を続けた。


「俺さ、もっともっと強くなりたいんだ。まだまだ俺は弱いからね。」


「そんなことないよ。へっくん、強くなってる。修行の成果だね!」


「ハハ、そうなのかな?」


そう言ってヘッポコ丸は岩の上に寝転がる。ビュティも彼に続いて寝転がった。



そしてしばらくすると…




キラッ


「「あっ!」」
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