小説その1〜疾風〜

□この気持ちの正体は…
2ページ/6ページ



「おはよう、ハヤテ君!」





そう言って魅せるその笑顔に




何度心を癒やされたことだろう






意志の強い凛とした表情も




時折浮かべる淋しげな表情も






僕の頭の中から離れることはない






僕が貴女の仕事を手伝うのは






少しでも貴女の側にいたいからだ






「ありがとう、ハヤテ君!」






その一言が聞ければ



僕の疲労はどこかへ飛んでいってしまうんだ
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ