小説その1〜疾風〜

□弱点克服?
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「特訓…ですか?」



そう言ってハヤテは、作業している手を止めてヒナギクを見た。


「う、うん…ほら、私って高いところやお化けが苦手じゃない?
白凰の生徒会長にいつまでもそういう弱点があったらいけないと思って…」


ヒナギクは指をつっつきながらそう答えた。


ちなみにここは白凰の生徒会室、二人は今書類を片付けている最中である。


「う〜ん、僕は別に弱点の一つや二つはあってもいいと思いますけど…

怯えているヒナギクさんもかわいいですし。」


途端、赤くなるヒナギク

「な、何言ってるのよ//

とっともかく、私は早く克服したいの!

何かいい方法ないかしら?」


「う〜んそうですね…」


ハヤテはあごに手を添えてしばらく考えた。









そして、

「そうだ!遊園地行きましょう!」




「………え?」
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