Old
□Ｙｅｌｌｏｗ
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そうやっていつまでも悩んでるうちに、収録時間がきた。
今日は新曲のＰＶ撮影なんだよね
ＰＶ撮影と言っても、全員で映すところと
個人的に映すところがあって
一人ひとり順番で回ってくるから、それまでは休憩。
今は相葉ちゃんが撮影してるから・・・
次は…松潤かな?
「リーダーちょっと」
セットのカメラさんたちの邪魔にならないところで休んでたら、
ちょっとした着替え用のカーテンの裏にいたニノに呼ばれた。
「ん?」
「ねぇ大野さん
俺に何か隠してませんか?」
「…え、や、してない……」
「はい、嘘ですね
目が泳ぎすぎです」
心臓がドキドキを越してバクバクっていうくらい大きな音を立てた
「嘘じゃねーし
なんも隠してないからなっ?」
「…その言い方がまた怪しいんですよね、」
「んなっ
じゃあどうやって言えばいいんだよ!」
「…あのねぇ、お前さぁ
さっきからずっと俺のこと見てたでしょ?」
「…う、ん」
「チラッチラ見てたじゃん
なんか俺に用があるんでしょ?」
「……、、」
「なーに?
ん、言ってみ?」
言っちゃって…いいのかな?
…まぁいっか
「あのさっ
ニノ、今欲しいものとか…ある?」
そしたらニノは「あははっ」って笑って
「あのね、悩んでたのってそれ?」
「うん」
「あはははっ
そっか、そっか〜//」
「な、なんだよっ」
「んや、別に?
ただ可愛いなーって思って」
「可愛くねぇよ//」
体が熱くなる
きっと耳まで真っ赤だよ/
「俺ねー…
智が欲しいな♪」
「･･････俺?」
「うんっ
･･･ダメ?」
ニノは子犬みたいに潤んだ目で俺を見つめてくる
それに弱いの知ってるくせに//
「いいよ･･･//」
「ほんとっ?」
「う、ん」
「んふふっ、ありがとう
あとでたっぷりお礼してあげるから、それまでこれで我慢してて?」
そう言って軽いキスをした。
「え、ちょ//」
ここカーテンで隠れてるとはいえ
一応仕事現場なんだけどな･･･//
これじゃあどっちが誕生日なのかわかんないじゃんね/笑
来年の君の誕生日も
2人仲良くすごせたらいいな
Yellow
end...