小説
□コンサートからの始まり...(続)
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―桜の花が散る頃・・・
私、夏原雪は夢を見た。
夢のようで現実のお話。
コンサート会場の外
私は会場を見つめていた。
沢山の人で埋め尽くされている。
1厘の桜とともに
アナタの姿が現れた。
「雪ー!!」
人ごみの中から駆け出してくるあなた。
私の大切な人。
八乙女光
「あっ、光!」
私の声と共に抱きついてくる
大胆なこの行動。
昔からまったく変わらない。
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