くぅの妄想小説
□緊張を解す方法
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佐江はとも〜みの家に遊びにきていた。
今日も歌劇団の稽古があるが午後からだったためとも〜みと遊ぶ約束をしていた。
「あぁ緊張するよ〜。」
「佐江なら大丈夫だよ!」
佐江が緊張していたためとも〜みが励ましていた。
「だって30日から始まっちゃうんだよ?
もう行かなきゃ!」
佐江が腕時計をみると稽古まで30分くらいしかなかった。
とも〜みの家から稽古場までは20分くらいで行ける。
「じゃあ行ってくるね!」
佐江が立ち上がり部屋を出ようとした時
「ねぇ、佐江?」
「なに?」
「緊張を解す方法があるよ。」
「ホント!?どうすればいいの?」
佐江はすぐにくいついてきた。
「じゃあ目をつぶって。」
佐江は大人しく従った。
そして佐江の唇に暖かい物が触れた。
「な、何するんだよー」
佐江は驚いていた。