OO

□OOで☆merryChristmas!
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type‡1

刹那との
ウキウキクリスマス



「刹那〜?いる〜?」


プレミー内の刹那の部屋に、お客さんが来る。


扉を開けるとそこには、刹那の愛する彼女の姿。

彼女は刹那が出てきた
ことを確認すると
嬉しそうに笑う。


「ねっ、スメラギさんに頼まれたから、ツリーの飾り付け手伝ってよ。」

キラキラのオーナメントを
たくさん両手に抱えて、
刹那のもとへやって来る。

本来なら、断る刹那も
彼女のお願いとあれば
文句一つ言わずに
言うことを聞いてしまう。




そして2人は
移動を始めた。




「で、ツリーは?」


刹那は、辺りを見回してみたが、
それらしきものがない。

「あ、ツリー出すの忘れちゃった!」


はっと、思い出したように叫ぶ。


ガシャガシャン!


それと同時に
手に持っていた
オーナメントが
手から流れ落ちた。






「「…。」」





はぁ。と
ため息をつくと
一つずつ拾い始める
刹那。


それにつられて一緒に
拾い始める彼女は
不思議そうに



「ねぇ、刹那、ツリーどこかなぁ?」



と、刹那に
ツリーの所在を聞く。



「さぁな。…でも俺のツリーはここにある。」



「えっ?」



そういって刹那は
オーナメントを拾う
手を止めて、ふわりと
彼女の髪を撫でた。


「せっ、刹那…?」



顔を赤くして
刹那を見つめる。



「飾り付け、するんだろ?行くぞ。」


グイッと手を引いて
自室への帰路をたどる。


連れられる彼女は


「えっ?あれっ?刹那、何するのっ?」


全く状況が
つかめていない様子。


刹那は、後ろの彼女を
振り向き、
ニヤリと笑って一言。










「俺のツリーの飾り付け。」














どうやら
クリスマスは
眠れなさそうです。



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