北風と太陽
□プロローグ
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「………と、いうわけで八月朔日、お前に同室者が出来る事になったから」
「…はあ」
担任の言葉に、八月朔日景清(ホズミ カゲキヨ)はわかった様なわかっていない様な、微妙な返事を返した。
それが、今から一週間前の事。
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