02/03の日記

03:49
ギャグ漫画補正が欲しいです安西先生!
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予想外に超★長いネタ★

よく、神様にトリップさせてもらった人が「死にたくないから最強設定が欲しい」とかいうじゃないですか

正直、死にたくないならギャグ漫画補正が一番ですよね

知ってるか?
ギャグ漫画は崖から落ちてもタンコブ1つくらいで済むんだぜ?
負った怪我はすぐに治るんだぜ?

ってことでとりあえず前代未聞のそんなネタが思い浮かんだ

世界は死亡フラグの建設率が高い、H×Hとか復活とかNARUTOとかBLEACHとか戯言(は流石にないかな?)

とにかくポコポコ人が死んでいく世界では最も死ににくい補正だと思う

欠点はシリアスな場面がギャグに早変わりする事と、つねにツッコミ役が必要な事

もし連載にするとしたらとしたら書きやすい復活で、友情夢?です







正直、俺はあまり漫画を読まない

いや、読むといっちゃ読むが、なんというか……どうやら俺の趣味は周りと違うらしい


俺のツレ達はバトル漫画やら格ゲーやらが好きだ

うをースゲーだのと言いながら毎回某週刊少年誌を楽しみに待っているし、
格ゲーではうおりゃーなどと叫びながらヒートアップする

だが俺はそれらがあまり好きじゃない

いや、否定してるわけじゃないんだが、どーもその類のジャンルは俺には合わないみたいで…な?

それにそういう長編物の設定って、どうしても後々グチャグチャになっていかないか?混乱してきたりさ

ほら、ここで終わらせときゃー良かったんじゃねーかって、考えちまうワケ

俺はさ、漫画にも最盛期ってのはあると思ってる

そりゃー不朽の名作もあるけどさ、でもそこに到るまでは難しいと思う

そーいうのって、やっぱ惜しいと思っちゃうから俺はそーいうバトル漫画的な、長くなんのは合わないんだろうな


だから俺の好きなジャンルは短編物

それもギャグ漫画だと嬉しいな、うん

あとゲームなんかはこう、何の意味も無いようなゲームが好きだな

ほら、巨人のド●ンとか塊●とか


そんな俺だから、今はやりの漫画とかぜんっっっぜん詳しくないの

だから、さあ… 





「間違って死なせた礼にどっかにトリップさせてやるって言われても嬉しくないんだよなあ…」

「ごめーんねっ★」


ぽりぽりと頬を掻いたら、神さんが謝ってきた
いやちょ、ごめーんねっ★て…


………どうでもいいけど意外と軽いんだな、神さんって
まぁ八百万の神々の住む日本なんだから、こんな神さんも居るんだろう




「あー…べつに謝んなくていいっす
アンタ一応神さんみたいだし、神さんが決めた寿命だと思ってますから」

「………ん?」


笑顔が固まったんだが…
まー生に執着が無い人間なんて早々居ないだろうし、珍しいのかな?




「こんなあっさりな反応は以外ですか?
こんなんでも一応おれん家、ちょいとばかし宗教の流れ齧ってますから
神さんにいちゃもんつけてちゃ祟られるってもんっすよ」

「…………ぅ、ぇ?」


唯一の心残りは両親だ
あの二人は、まさに理想の両親だったな
甘やかしも、厳しすぎもせずに、暖かい人たちだった
それに平凡な家庭だったけどこう、しあわせってもんは常に感じられたし


…俺が居なくなったら、どうなるか解っちゃうんだよなー……
だから、ちょっとだけ図々しい願いをしてみようと思う




「あーでもとーさんかーさんには親不孝って殴られるだろうな…
あんさ、トリップの代わりにあの二人に第二子授けてくれないっすかね?
やっぱそれなりに大切にされてたのはわかってたからさ…俺が居なくなっても寂しくない様に」

「………う、」

「う?」


奇妙な声を発した神さんに首を傾げてみる
そういやーさっきから俯いて顔上げないなこの神さん


まさか…怒ってんのか?
俺なんも変なこと言ってないけどなあ…


と、思ってたけど……違った
この人、なんか震えながら泣いてる




「ごべんね゛ぇぇ゛ぇえええぇぇざぐま゛ぐぅぅぅ゛うんっっ!!!」

「うわあぁ急にどうしたんっすか!!?」



突進してきたと思ったら思いっきり抱きしめられたっ!?
ちょっ、鼻水っ!鼻水と涙がっ!雲から落ちて雨になっとるぅぅぅうううーーーーーっ!!(ガビーンッ)




「ごべんなはぃぃ…っ!ごめん゛ね、じょーじぎ、まちがっぢゃったどぎもにんげんのひとりぐら゛いさ、どーでもいいどおぼっで、でぇ…っ!」

「どーどー、そんなに泣いたら下が雨でやばいっすよ神さん
それと今の言葉は流石に怒るっすよー次から気をつけてくださいねー、それで許しますから」

「なんな゛のざぐまぐん゛、神様よりいい子じゃん゛…ホトケサマじゃん゛ん…!」

「はは、本物の神さんに褒められて光栄っすよ」


…ま、正直いまのは凄い腹立ったけど…許せたのはさ、
もうどうしようもないって解ってることもあるし、それよりももう他人事みたいに思えてきたってのが大きいかな

ってか雨はカミサマの小便って聞いたことあっけど涙と鼻水雨になったぞ
体液なら何でも雨になんのか?
なんてどうでもいいことを考えてる間に、スンスンと鼻を鳴らしながら泣き止んだ神さんは俺に向き直った




「改めてごめんなさい、佐久間くん……ほんとう、ごめんなさい
正直、チョーシに乗りすぎてました…」

「も、いいってば。それより、おれこれからどーなんの?」

「そのことなんだけど…」


涙目のままデカいカラダを縮めて俺を見る姿が年下に見えず和んでしまったが、俺の質問を返す顔が深刻そうで不安になる




「ごめん、トリップのことはもう手続き済ませちゃったから…行ってもらうしかない
それと赤ちゃん時代は辛いだろうからその姿のまま、ある家の少年として…
…正直、今すぐ僕の側近になって欲しかったけど

「(なんかボソッと言い出したぞこの神さん…)あ、そんくらいなら別に…「しかも、」…?」





「今まで君が生きてきた世界よりも死が近い世界へ行ってしまうんだ…」

「…………………わっつ?」


な……ナンダッテーッ!!?




「なんたってまたそんな所にっ!?」

「ごめん、ほんとうにゴメン!
人気の漫画がそういうのばっかだったから…その中から選ばせようと思ってて…」

「あのなぁ…違う世界行ってすぐ死にましたーじゃ意味ないんだぞ?
俺だって流石に二度も、すぐ死にたくない」

「………ごめんなさい…(シュン)」


うーん、しおらしい…
最初の態度がうそみたいだ
ちゃんと反省してるし、あんまし責めたくないんだよな…
仕方ない




「ごめん、何か補正もつけるから…許して、ね、お願い…」

「わーーったからいーよもう、マシな世界選ぶ」

「うん、これ…」


渡されたのは5枚の紙
…えーっと、候補はこの5つか?

H×H…
………ムリムリ
怖い、この世界怖い
ってかトランプの人(ヒソカ)とか盗む人達(幻影旅団)とかなにそれ怖い、ヤダヤダ!
もしエンカウントしたら息をする間に殺されちゃうぜ!
はいむーりぃぃーーっ!

REBORN…は、どうなんだろう…?
マシっちゃーマシか?主人公に関わらなければ
…でもやっぱ無理
俺立場的に主人公と同い年だし、正直赤ん坊が乱入して、ダイナマイト弾ける教室に、万が一にでも入ったらそっこー登校拒否るわ
はい却下あっ

NARUTO…?
は、ちょっと読んでたが…駄目だ、俺には合わん
印を組むとか何だよソレ恥ずいだろ、駄目だ
それに印とか解らん
忍にならなきゃそれなりに平和そうだが、平和な漫画じゃなかったし忍じゃなかったら…それ自体で死亡フラグじゃね?
これもダメじゃん

BLEACH…?
友達に貸してもらったけど、主人公が腹ァバッサリやられてたからなー…
しかもその後の敵のセリフが怖い
確か、温厚そうな顔して「腰から下を斬り落とすつもりだった」云々とか…
はいまたまた却下っ

戯言
ってのは…聞いたことはあっけどなあ…
見たことないし、知らん世界に行くのは怖すぎる
それに俺の第六感的にはダメだと思うんだよなー…
なんかこれがいっちばんかにばんめにダメな気がする
うんやめとこう、そーしよう!

…候補、全部駄目ジャン
…………えーっとお…

…一番マシなのは………




「………じゃ、REBORNで」

「うん、いい判断だと思うよ」


神さんのお墨付き!
うん、おれも良い選択をしたんじゃないかと思う

だってあっちの世界の主人公は、一応日本に住む学生じゃん?
もちろんリスクはあるよ?
マフィアを主体にした物語だとか、つねに爆発物や凶器を振り回すお人が居たとしても!
主人公に関わりさえしなけりゃ死亡フラグ回避は楽勝じゃね!?
やっべ俺天才!なんつってな!




「うん、じゃあ次は補正をつけてみよっか!」

「あーそれなんだけどさ、補正ってなに?」


ワケ解らんままここまで進めたけど、補正って何だ?
単語的には足りないモンを補うって感じだよな?





「そーだね…
説明するのは難しいかもだけど…能力の1つと取って?
ほら、たとえば漫画の主人公とかはさ、絶対に負けないみたいな法則があるじゃない?」

「あー、わかるわかる!何かと優遇されんだよなぁー…
丁度良いときに仲間が助けに入ったり、修行して都合よく能力が身についたりな!」

「そーそーそれそれ。それが主人公補正
ちょっと違うかもだけど、主人公の足りないものを周りが協力して補い何とかなるってカンジかな?」

「…なんとなく分かったような分からないような…」

「好かれたいならハーレム補正とか?そしたら佐久間くんもってもてだよー?」

「イヤだよキメぇ
自分の力以外に頼って好かれたくない」


それに補正とやらが無くても友達は作れる
それにそんな好かれまくっても駄目だ
人間関係はみんな仲良しー、みたいのじゃ駄目で、嫌いな奴とも折り合いつけて身につくんだよ





「じゃ、これは?ギャグ補正
なーんちって!流石にこれはないよねぇー「それだっ!」………は?」


それだっ!俺が求めていたのはそれなんだっ!





「いや、待てよ…?ギャグ補正?何なんだそれは…!
ギャグが得意になるとかそーいうのか!?」

「え、いや、あの…なんか急にテンションがあがったね…佐久間くん、て聞いてないか」

「だーめだだめだっ!もっと、なにか、死なないヤツを…ッ!はっ!?」


ひらめいたっ!





「ギャグ漫画補正だッ!
あの漫画の妹子は竹槍の落とし穴に落ちても死ななかった!大怪我すらしなかった気がする!
同じく大子は、目蓋がべろんべろんになるまで伸びても治ったじゃないか!
それにギャグ漫画には大体シリアスが無いッ!それじゃ死亡フラグすら立たないじゃないかっ!回避する必要は無いっ!」

「えーーー…?
いや、まあ決まったんならいいけど…」

「ああっ!俺の望むのは“ギャグ漫画補正”!
よろしく頼むよ神さんっ!」



ってカンジで補正Get!

そして復活世界へ…






「……解せぬ」

「え?どうしたのさく兄さん…」

「なぜ…なぜ、なぜっ!!!」






(なぜ主人公の兄貴ポジションなんだあぁぁぁぁぁあああああーーーーーッッ!!!!)


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああ兄さんがガラスを突き破って二階から落ちたァアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーッッ!!!!!」












「…ただいま」


「しかも傷1つねぇぇぇぇえええええーーーー!!!」

























トリップ前→佐久間 聖都(サクマ セイト)
トリップ後→沢田 さく(サワダ サク)



…ええ、カンペキ悪ふざけですね、ええ
キャラ崩壊、スミマセン……
ちなみにコレは友情夢ですが私的には神様→→→→佐久間くんです

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