02/06の日記
14：13
H×H ミトさんに成り代わる直前…
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ピー、ピーという電子音…
その音に薄く目を開けば、娘や孫たちの姿が映る…
(あらあら、どうしたのかしら？皆して泣いちゃって…)
「ぅ…、」
「！ 未雨お婆ちゃんっ！」
声を出そうとしても、上手く言葉が出ない
それなら孫の頭を撫でてやりたいと腕を持ち上げて、見えたのは沢山の管と繋がった、私の腕…
周りは妙に白くて……此処は、病院かしら
「……ぁ、」
「っお婆ちゃん！死んじゃやだあっ！」
孫の言葉に、どうして自分が此処に居るかを悟った
(…私は、もう死ぬのね…)
怖くは無い。
泣く孫を慰めてあげられないのはちょっぴり残念だけれどね、私はよく生きた。
(だから、泣いちゃ駄目よ…？)
そう伝えようと頑張ってみたのだけれど…瞼が自然と落ちていく…
「さ よ う な ら 、 ず っ と だ い す き よ」
最後の言葉は、貴方たちに届いたかしら…？
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