11/15の日記

03:23
酷くないよ、無気力なだけ…
---------------

ヒロインは稀に見る位の無気力&怠け者


昼は顎を動かすのもしんどいんで寝て過ごし

体育は目の前にボールが来ても動かないし

誤解されても解こうとしない


ソレ位面倒くさがり



そんなヒロインがヤンデレに愛されたらどうなるでしょう…?

という、そんなネタ


…ちなみにヤンデレる方々は復活キャラで御座います…(汗)








「天草灰璃!あんたみたいな女がどうして獄寺君や山本君達に…ッ!」

「やめなってばー…わたしになんかしたら、綱吉達怖いよ…?なにより面倒くさいしさぁー…」

「何?脅しのつもり?」

「結局一人じゃ何にも出来ないのね…」

「(…五人で囲んどいて、何言ってるんだろ)」


(…知らないからね?)

今この瞬間も、どこかで監視してる目があるかもしれないのに…




「何してるの…?」

「!」

「(ほら来た…)」




「何この群れ……ねぇ君たち何してるの?」

「これは……その……ッ私たち、その子に呼び出されて…ッ!」

「! そ、そーよっ!この子が、話があるって言うから…」

「雲雀君たちは私のものだからって…私たちを殴ろうとしたの!」

「(わあぁ…押し付けやがったよこいつら…)」

「…そうなの灰璃、こいつら虐めようとしたの?」

「んー?ああ、そーなんじゃない?」

「そう…」


鉄の棒を持ち直した雲雀

期待に満面の笑みを浮かべるお嬢様方々、さっさとお逃げください

そろそろ煮え湯が流れてきますよ?




「なら灰璃が手を汚すまでも無く、僕がやってあげるよ…」


ガッッ…ゴト…




「!」

「………ぇ」


…わ、瞬殺

後頭部に直撃って…生きてるか?



「僕が灰璃のものなのは当たり前だしね
だから僕は灰璃が望む事をするのも当たり前だ」

「……ひ、あぁ…ッ!」


ああーあ、ほら煮え湯が来ちゃった…

火傷だけじゃ済まないね、絶対



まぁ、綱吉達が居ないだけマs…ガシャーン…


ワー、マドガオチチャッタァーー!

ダイジョウブデスジュウダイメ!!コレハジコデス!


………あー、死んだな一人目(被害者)の子、ばいばい



わたしが心の中で女の子たちに別れを告げてれば、綱吉たちがふわっと降りてきた。三階の窓から炎を纏って。



「…そういえば、三階の窓は緩んでたね」

「えぇ、これは事故、ですから…」

「ったりめぇだろ!」



「なにこのひとたちこわい」






綱吉に獄寺に雲雀、なんだこのメンツ


救いの山本はわざわざ階段下りて来てるみたいだし…




「あーあ、もうほんっと面倒くさい…
山本以外マトモじゃないし…どうしてわたし、綱吉達と関わっちゃったかな…?
………考えンのも面倒くさい」

「おっお願い助け、助けてよォーーっ!!」

「ごめんなさいっ私何でもするっ死にっ死にたく、ないのぉおっ!」


懺悔しながら、腰が抜けてわたしの足に縋る彼女たちを見た

おお、あんたたちは自分の(DEATHに向かう)未来を悟ったんだね、凄いよ!


…だけどさ、わたしにそれを言うのかい諸君!

溜息をついたとき、ふるーてぃは現れた!




「汚らわしい手で灰璃に触らないでもらえますか…」

「ひいっ!」


どっから湧き出た六道君!

そしてその手にある(正しくは彼女たちに向けられている)凶器らしきものは何だ



「たすったすけ…!」

「あ、ごめ、わたしそいつらの面倒見切れないのってか関わりたくないの
元はといえばわたしを虐めようとした貴方たちが悪いんだから…死んじゃっても恨まないでね?」


ぶっちゃけ面倒くさすぎて手一杯さ

後味は悪いけど…忠告もしたけど……化けて出て来そうだ



「大丈夫だよ灰璃、灰璃にとり憑いたら俺が祓ってあげるから(ニコッ)」

いや、何その右手の炎!ナニソレ聖なる炎!?


「流石十代目ッ!俺にも感謝しろよ灰璃、十代目以外で俺が動くなんてお前以外居ねぇんだぜ…?」

ちょ、ありがた迷惑で感謝求めるとかどんだけぇ?


「君、よりによって僕の灰璃にちょっかいかけたりして…よっぽど殺されたいんだね」

貴方のじゃありませんその鉄の棒のトゲトゲ棒引っ込めなさい…


「貴方方マフィアの力なんて必要有りません、灰璃は僕だけで守ります」

マフィアって何ですかまだ電波ってるんですか隣の六道君




っと、余裕ありげにひとりひとりの言葉に(心の中で)返してたわたしなんだけど…


血の惨劇に一般ぴーぽーのわたしが耐えられる筈も無く、山本が血の池に到着する前にわたしから山本の方に向かう




「よっ灰璃!ツナたち知らねーか?(ニカッ)」

「……」


よう、山本。
世の中には知らないほうが幸せな事もあるんだよ…?




「………しらない」

「そっか!それより…さっき、ツナと獄寺が三階から飛び降りた時なんだけど…」

「何?」

「…ぅ、えーーっと…ツナたち、何か怒ってなかったか?」


……なにこのこかわいい





「………山本、あんただけは変わってくれるな…(疲)」

「???」





















…お気づきかと思いますが……実は私、山本贔屓だったりします(汗)

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ