黒バス
□帝光中学キセキの世代の交換ノート
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―――彼女は神に祝福され生まれてきた。
赤司征十郎
今日からキセキ全員で交換ノートしよう、うんそうしよう
ってことで大輝からな
コメント
青:いったいどういうことなの?
紫:流石赤ちん
緑:まあ面白そうではないか。
黄:どんな話するんスか?
黒:赤司くんにしてはいいこと考えましたね
白:テツヤ・・・
青峰大輝!!
交換ノートなんて生まれてはじめてやったかもしんねえなあ・・・
みんなはどうなんだ?
コメント
赤:ない
紫:↑上に同じー
緑:俺もだ。
黄:オレもっスよww
黒:やったことあります
白:テツヤ・・、誰と?
紫原
赤ちんも唐突に面白いこと考えるよねえ〜
こめんと
赤:やりたかったんだもん!
青:赤司お前そんなこというキャラか?
緑:ここはキャラ崩壊自由なのだよ。
黄:どうりでみんなはっちゃけてるんスねえ!
黒:でも赤司くんはそのまま死ねばいいと思います。
白:何時も通りだと思うんだけど・・・。
緑間 真太郎
ところで今日紫原が何か怪しげな物体を抱えていたのを見かけたのだが・・。
あれは何だ?
コメント
赤:ああ、それならオレも見た
青:おれもー
紫:あー、あれ?
まいう棒やきにく味100本の束だよ
黄:なんでそんなに持ってるんスか・・・?
黒:あれおいしいですよね、この前舞に貰いました
白:私があげたんだよ!
福引で当てたの!
黄瀬涼太(*´ω`*)
今日撮影で女の子たちに差し入れ貰ったっス!
みんなにもあげていいか聞いたんスけどダメって言われたっス・・
だから失礼ながらオレだけで食べたっス!うまかったっス!
コメント!
赤:死ね
青:死ね
紫:死ね
緑:死ね
黒:死ね
白:死ね
黒子テツヤ
とりあえず皆さんの好きなものでも聞いておきます。
ちなみに僕は舞です、青峰くんなんかに渡すもんか。
コメント
赤:舞はオレのもの
青:渡すもんかよ
紫:えー、流石に舞ちんは譲れないなあw
緑:お前たち何を言っているのだ?
アイツは俺のものだ。
黄:ふーんだ!アンタらには渡さないっス!
白:私はどう反応すれば・・?
白石舞
なんだかあのノート以降みんなおかしいんだけど・・
どうしたの?
コメント
赤:気にするな
青:舞はふつうにしてろ!
紫:後でポテチトップスあげるねー
緑:そうだ、心配するな。
黄:舞は関係ないっス!
黒:いや一番舞が関係あると思います。
「・・・ふう」
ぱたん。
帝光中学キセキの世代幻の六人目と呼ばれる
黒子テツヤは交換ノートをぱたりと閉じた。
このノートはキャプテンの赤司征十郎が提案したもので、
今はもう二冊目だ。
「(・・・皆さん最近ムキになってますね。
僕の所為でしょうか・・、まあそうでしょうね)」
自問自答しつつ教室を抜け、
部室へと歩みを進める。
廊下を歩いていると途中で青峰と舞に出会う。
しかしこちらには気付いていないようだ。
仲良く並んで歩いているのを見ると、
何かの感情がわきあがる。
「(・・嫉妬、なんて。
僕も子供らしいですね)」
そのままかけていって二人の横にさりげなく並ぶ。
しばらくすればどちらかが気付くだろう。
それまでは
「(舞の隣に居座ることの
優越感に浸ってもいいですよね・・?)」
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