With

□フランと牛柄
1ページ/2ページ

爆撃で壊れかけている城の穴が開いてる壁。
そこからカエル・・・いや、フランが飛び出る

「危ない危ない。危うく死ぬところでしたー」

初対面の人間にダイナマイトとかどういう神経してんですか
ま、それはおいといて・・・・ここどこなんですかねー?
今日何回同じことを考えただろうか。ここはどこなのかと

「まったく。無駄に広いんですよーボンゴレ城ー・・・・」

すこしケチをつけてみるものの何も変わりゃしない
近くから水の流れる音がする
川?小川?いくらなんでもそんなの流れてるわけないだろう・・・
少し歩くと水の音の正体が分かった、噴水だ。
綺麗に彫刻されたそれは見事なもので素晴らしかった

「すごいですねー。ヴァリアーとはやっぱ違いますねー」
「とても綺麗でしょう?ここはボンゴレ城でも有名な場所ですから」

ん?誰か居る

反対側を見ると噴水の淵に腰をかけている牛柄の服を着た男
えーと。雷の守護者でしたよね・・・・確か
変態雷オヤジが何か言ってたような気がしますしー
雷食らっても死なないんでしたっけ?ビックリ人間ですよねー

「見かけない顔ですが誰ですか?」
「あ。ミーはフランって言いますー最近ヴァリアー幹部になったんですー」
「そうなんですか」

手にはバラ・・・・キザですねー。
こういうタイプは大概かっこつけてるけど実はヘタレな人が多いと思うんですよねー
・・・・この人もヘタレだったりして
それは無いか、と思い直したのもつかの間。

ドゴォォオン!!!!ピュー

爆発物がこちらに飛んできたが逃げないなんて余裕ですね雷の人
やっぱヘタレじゃないのかm「ギャーーーー!!!」

思いっきり牛の人の頭にクリティカルヒット・・・・避けなかったんじゃなくて気づかなかったんですか?
さすがにそれはないか・・・・守護者ですし
隕石のように飛んでくる瓦礫。
味方がやっているとしても悪意に満ちているような気がする
そしてその攻撃が全部当たってるランボに1人関心。

「わぁぁぁ!!!!」

このひと。ヘタレ決定ー

タタタタッ!!

また誰か来る・・・

「ランボ!!ちゃんと見て!!泣いてちゃダメ!!」

中国風の服を着た女の子が雷の人に指示をする
この人のほうがしっかりしてるなー

「イーピン!!だってっ・・・・・が・ま・ん・・・・」

女性にこんなこと言われちゃダメですよー泣き虫牛柄男。

あだ名も即効で決めたフランなのでした

(レヴィーさんが苛々するのも分かるような気がしないでもありませーん)
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ