ヴァンガード夢

□突然の転校?!
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俺はうるさく鳴り響く目覚まし時計を布団から這い上がり止めた。

今日の仕事場夕方からなので何時もより遅く起きたのだが…

変だ。

非常に変だ。

……仕事のメモをしてある手帳をみて俺はそう思った。

これは昨日マネージャに直接貰ったものだ。

間違えがあるわけない……


でもなんで仕事が午後からしか入っていないんだ?

それもずっと……


俺はマネージャーに連絡をとった。




「もしもしユウト君?どうしたの?」

『どうしたのじゃないよ…なにこの予定…どうしてずっと午後からなのさ。不自然じゃね?』

「あぁそれ?話してなかった?」

『話してなかった。なに、なんかあるの?』

「それじゃぁ今話すわね。ユウト君って今まで学校に行ってなかったじゃない?だから社長が子どもは学校に行かせるべきだ〜って急に言いだしてね。それで今日から学校に通いながらお仕事してもうことになったのよ!」

『はぁあ?何それ!!てか高校ってもう義務教育じゃないじゃん!』

「怒んない怒んない。制服届いてるでしょ?」

『制服?』

「あら?この昨日速達で送っといたわよ?」

『昨日って…』





ピーンポーーン





「すいませーん。宅急便です」

『………今届いた。』

「あら、じゃぁそれ着て今日は学校に行ってちょうだい。手続きは取ってあるから。」

『手続きって…俺の拒否権は?』

「そんなのあるわけないじゃないvvあ、通う学校は宮地学園って言って頭いいとこの学校よ」

『宮地学園…?ここから近いの?』

「ユウト君の家から徒歩20分ぐらいよ。地図は自分で調べてね?方向音痴じゃないでしょ?」

『そりゃぁ違うけど…学校って何時から?』

「9時から」

『…今何時だと思う?』

「8時45分ね」

『完璧遅刻じゃね?』

「あはははは、レッツダッシュー!!!!」

『こんのバカァァァアアア!!!!』

「夕方は迎えに行くからね〜!じゃぁ楽しいハイスクールライフをvv」


ガチャ…つー。つー。つー。

き・れ・た。



あんのマネージャアァァア!!!




俺は今着ている服を脱ぎ捨て急いで制服に着替える。

何気にサイズが合っていることが怖かったがそんなことはどうでもいい。

スマフォで地図を出すと確かに近所だ。

これなら走ってけば間に合うか…?
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