ヴァンガード夢

□ヴァンガードファイト同好会?
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「シンゴ君なるかみデッキだ」

「あいつよくデッキかえるよな」

「プレイスタイルは人それぞれだから…」

『へー…僕もいろんなデッキ使ってみたいなー』



【それはなりません!!】

【マイヴァンガード。貴方には私たちがいるではありませんか!!】



『!?』

「?どうしたんですかユウト先輩?」

『アイチ…なんか聞こえた?』

「いえ…特には…それより始まりますよ」

『あ…あぁ…』



気のせい…じゃない…

なんだよ昨日から聞こえるあの声は!

それも一人じゃない…複数の声…

まさか…



俺はポッケに入れていたネオネクタールデッキを取り出した。


お前ら…なのか?


いやでも…まさか、カードが喋るなんてこと…あるわけ無いし…




『なぁ…アイチ』

「先輩?」

『カードって…喋らないよな…?』

「?!せ…先輩それって…!!」






「僕のカードファイト部があぁぁあああ!!!」




いきなりシンゴが大声を出した。どうやらファイトに負けたらしい…

全然みてなかった…



「勝てたよマイちゃん!」

「うん!可愛いカードで新しいデッキくんでよかったね!」

「かぁぁぁあ…。可愛い優先のあんな相手に負けるとは…すいません先導君!!」


ナオキがアイチの前でしゃがみ込み泣きついてきた。

まぁ中等部に負けたら先輩の威厳台無しだもんな。


「そんなに気にしなくても…」

「高等部が2連敗ね。」

『まぁ強さに年とか関係ないんじゃない?相手が強かったんだよ』

「先導君!!このままでは先輩としての威厳が保てません!!なんとか先輩らしいところを見せてやってください!!」

「僕にもファイトしろっていうの?」

「はい!!お願いします!!っという訳だ!今から先導君の実力をみせてやる!恐れおののくです!!」

「先輩すいません…カードキャピタル行くの遅くなっちゃいそうです。」

『良いよ。今日一日オフだし…アイチのファイトも見たいしね。』

「それと…あの…」

『?』


まだ何か言いたそうなアイチの様子を見ているといきなりドアが勢いよく開いた。


「またせたわね!!」


あ…あいつは…


「良い女はおくれてくるものよ!」

「「レッカちゃん!!」」



コーリンと同じグループ。

ウルトラレアのレッカだった。
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