ヴァンガード夢

□ヴァンガードファイト同好会?
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「ナオキ君たち何処でしょう…」

『あ、あそこに居る人たちに聞いてみようか?』

「そうだね…あ、ユウトは待ってな」

『え…』

「またあの大群作りたくないだろ?」

「そうですね。ユウト先輩はここで待っていてください」

『戸倉さん、アイチ…ごめん。』

「ミサキでいいよ。それにこんなことで謝られたって嬉しくない」

『うん。じゃぁミサキ。ありがとね』



人に聞くことはアイチとミサキに任せ俺は壁に背中を預ける。

あいつら…洞察力すごいな。

昨日会ったばっかりなのに俺が取り巻かれるの好きじゃないという事を察してくれる…

なんかそういうの嬉しい…



「ユウト。ナオキ達ヴァンガードファイト同好会に行ったって」

『同好会?』

「はい。どうやら隣の棟らしいです。行きましょう」



ミサキを筆頭に俺とアイチで続く。


『そう言えばアイチ。CDいつ渡す?』

「あ、持ってきてくれたんですか!!嬉しいです!」

『まぁ約束だからね…渡すの帰りでいい?』

「はい!楽しみにしてますね。」

『僕も楽しみにしてるよ』

「え?」

『あれ?カードキャピタル連れてってくれるんじゃなかったの?』



ユウトのいたずらっ子のような無邪気な笑顔にアイチは顔を赤くした。


「あ…僕も、楽しみです…」

『あとデッキの相談とかのってくれるかな?一人で考えるの難しいでしょ?』

「も、もちろん!!!」

「今日お店来るの?」

「はい!」

『ミサキも行くのか?』

「ミサキさんはカードキャピタルの店員なんです」

「来るのはいいけど、店内では静かに頼むよ」



俺たちは同好会と書かれた扉の前にたつ。


『ここに居るのか?』

「でしょうね。いくよ」


ミサキが扉を開けて中に入ると

そこには女の子に迫っているナオキの姿があった。
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