廻る魂達の重奏曲

□☆♪設定 the abyss
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さあ俺が一番だぞ!俺はピオニー。この学校の高等部の3年だ。3年だぜ?18つったら若いし男前だぜ〜。っと紹介だったな。一応生徒会の会長って事になってるが呼び名は会長じゃなくて『陛下』なんだよな…。まあこれが話せば長くなるわけで。部活はもちろん空手部!この学校で右に出るヤツはいないだろうな!(←無駄に得意気)にしても本当にこの学校は楽しいぜ〜♪可愛い女の子が沢山いるし、自由奔放が売りだし…、といかんな、そろそろ代わらんと煩いヤツが来るな。んじゃ、次は頼むぜ。


…誰が煩いヤツですか。貴方程じゃないですよ。しかし頼まれたからには仕方ありませんね。どうも、高等部3年、ジェイドです。何処かの誰かさんのせいで生徒会の副会長をやらされています。部活動はしていませんよ、面倒ですし。まあピンチヒッターとして引っ張り凧になる事も多々あるのですが、大体逃げますね。そういうわけで、私は大抵静かな場所で読書をしています。ですが最近は生徒会にも面白い依頼が来ていましてね。なんでも『とある場所に出現する髭の取り締まり』とかね…。馬鹿もいるものですね。では次、身近な馬鹿にでも変わりますかね。


ちょっと待ちなさい!誰が馬鹿ですって?この華麗なる放送部の私が何故馬鹿なのですか!……まあ、いいでしょう。私は高等部3年のサフィールです。部活動は放送部ですよ。私の華麗な放送が聞けるなんてこの学校はこの世の幸せですね。ちなみに私とジェイドとピオニーは小等部からの仲で……、いえ、ピオニーは違いましたね。私とジェイドは物凄い仲良し……親友と言ってもらって構いませんよ。そろそろ次に替わりますよ。もっとジェイドのことを語りたかったのですが。次は生徒会長に振り回されてる哀れな人ですよ。


哀れ…哀れって、否定はできないけどさ。どうせ俺は苦労人だよ…。まあいいか。俺は高等部2年のガイだ。剣道部にいるんだけど生徒会の書記でもあるから、生徒会の仕事に追われてあんまり顔出せないんだよな、あいつには迷惑かけてるな。…寧ろ生徒会の仕事というよりあの人…会長に振り回されてるっていうか。これも因縁なんだろうか。取り敢えず年がら年中振り回されてるおかげで担任にはいつも叱られるし…やっぱり不幸な男なのかな…俺。それじゃ、そろそろ代わろうかな。
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