■SJ妄想小説■
□this boy
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あの子の名前が知りたい。
03/this boy
「あれ、どうして女子の方がこんなに余っちゃうのかな?」
文化祭の夜、キャンプファイアーを囲んでフォークダンスをするはずが、何故か男の子が足りない。「ピッタリなはずなのに・・・」生徒の数を数えながらソンミン先生が首をかしげる。
「恥ずかしいんだってば〜!」
その一人、顔を真っ赤にしながらドンへはウニョクの隣に移動してそのままウニョクとペアになっている。
ドンへの様に男の子同士で手を繋ぐ男子ばかりで、仕方なく女子同士でペアが作られ輪が完成した。
そうそう、ハンギョンは見つけた時にはもうちゃっかり女の子とペアになっていた。
「ハンギョン君、凄く綺麗だよね〜、鼻筋とかスーってなってて女の子より美人だよ〜!」
周りの女子が騒いでいるのが聞こえたが、本人は意味を理解していない様でずっとニコニコ笑っている。
それなのに、ちゃっかり女子の集団に混じってるんだよな。
「あの、ヒチョル兄さん。僕とペアになってくれませんか?」