復活
□僕にはまだ希望はある
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な に こ の 状 況 は ！
詳しく言うと、今僕の視界は肌色一色である。背中には腕が回されていて逃げようもない。
「小さい恭弥可愛いです！大きい恭弥も良いですけどたまには小さいのも！」
とか言いながら更に僕を強く抱き締めてきたのだから堪ったものじゃない。そもそもこんなことになったのは約一時間前の事である。
遡ること一時間。僕は並盛町の見回りをしていた。赤ん坊からなにか功績を認められたとかで六道骸が釈放されたと聞いた日から、見回りついでに捜し回っていた。
そんな僕を知ってか知らずかよく並盛町で六道骸にはよく出会うようになった。
なんでも「沢田綱吉と契約してマフィアの殲滅をする」ためだとか。
僕にはそんなもの関係ないから、黒曜の時の復讐のために何度も刃を交えていた。