二人のオアシス。

□Twin
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「はぁ…。」
「「やぁ、ハリー!」」
「うわっ!二人とも驚かさないでよ。」
「いやぁ、我等がハリーがため息なんかついてるからさ。何かあったのかと思ったのさ。」
「そぉさ。可愛いハリーが悩んでるならこのジョージお兄さんが、聞いてあげるよ!」
「フレッド兄さんも居るよvV。」
「別に、何でもないよ/苦笑。」

ハリーは最近変だ。
クディッチではヘマばっかする。
そして、ロンに聞いたら授業も上の空らしい。

「やっぱり、俺達じゃ教えてくれないか。」
「ジョージ。ロンとハーマイオニーなら何か知ってるんじゃないか?」
「そぉだな。フレッド。」

まず、俺達はロンとハーマイオニーに話を聞くことにした。

「「ロン!」」
「何だい?二人とも。」
「最近、我等がハリー姫は何か悩んでらっしゃる。我が弟よ。何か知らないかい?」
「知らないよ。」
「フレッド、そんな言い方したら答えないさ。」
「ジョージ、じゃあ何て聞けば良いんだい?」
「ロン。これは悪戯目的じゃない。本当にハリーが心配なんだ。」

俺は真剣にロンに言った。

「ハリーが最近変なのはロンも気付いてるだろ?」
「うん。悩みがあるみたいだ。」
「それを俺達は知りたいんだ。」
「本当に知らないんだ。僕にも教えてくれないんだ。」
「なら、ハーマイオニーに聞くしかないな。」
「私に何か用かしら?ジョージ。」
「良いところに来たね。ハーマイオニー。」
「言っとくけど、私も知らないわよ。」
「そぉかい。二人なら、知ってると思ったんだけどな。」
「ロン、ハーマイオニー。」
「なぁに?フレッド。」
「ハリーに何を悩んでるのか聞いてくれないか?」
「自分で聞けよ。」
「俺達で教えてくれると思うかい?」
「そぉね。悪戯に使われるか、噂になるかのどちらかだものね。」
「今回は信じてくれよ。」
「良いわ。聞いてきてあげる。」
「「ありがとう。ハーマイオニー。」」

ロンとハーマイオニーに聞きに行って貰った。

「ハリー。」
「何?ハーマイオニー。」
「最近なんか元気ないわね。何かあったの?」
「別に、何もないよ。」
「何もないって顔じゃないわよ。」
「ハリー、僕達にも言えないのかい?」
「ロン…。言えないよ。」
「言えないって事はやっぱり何か悩んでるのね?」
「うん…。」

『これは、かまをかけるしかないわね。フレッドとジョージがあんなに真剣に頼んできたんですもの。』

「ハリー、最近スネイプ先生ばかり見てるわよね。もしかして、好きなの?」
「そっ、そんなんじゃ!///。」
「顔が赤いわよ。ハリー/笑。」
「///。」
「ハリー、スネイプが好きってのが悩みだったから言えなかったのかい?」
「うん…。男同士だし、相手はスネイプだし。話せなかった。」
「僕達がそんなことで、離れるわけないだろう?」
「そうよ。」
「ありがとう。相談したら、楽になったよ。」
「ならよかったわ。」

あたし達は、フレッドとジョージに言うべきか迷った。

だって、あの悪戯好きの二人ですもの。

ハリーが補習を受けてる間に、二人に呼ばれた。

「どうだった?聞き出せたかい?」
「相棒、いきなり過ぎやしないかい?」
「フレッド、だまれ/睨。」
「はいよ/苦笑。」
「で?何だって?」
「悩みを聞けたのは聞けたんだけど…なぁ?ハーマイオニー。」
「えぇ…。でも…。」
「俺達には話せない?」
「だって…ねぇ?」
「兄弟を悪く言うのは、いやだけど。二人は悪戯好きだし…。」
「俺達は、ハリーを悲しませる悪戯だけはしないよ。これは約束する。それに、ハリーはロンの親友だしさ。」
「そぉさ。ジョージと俺は、それだけはしないよ。」
「分かったわ…。ハリーはね、スネイプ先生が好きなの。」
「「やっぱりそぉか。」」
「二人は気付いてたの?」
「薄々はね。」
「フレッド、行くぞ。」
「あいよ。」

俺達は、ある場所に向かった。

『コンコンッ。』

「誰だ。」
「「フレッドとジョージです。」」
「ウィーズリーの双子が我輩に何のようかね?」

そう、我等が陰険根暗教師スネイプ教授の研究室だ。
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